風の住む街  I'm in Kenya。

そうか。

先日、本だか新聞だかで読んで驚いたこと。

中学生のときに、いじめがクラスで起こっているのを見ていながら
何もできずに、見て見ぬふりの自分に傷ついていた、という文章。

そうか、そういうこともあるのか、と目から鱗だった。
今までの自分だったら、こいつ何もしない卑怯者じゃねえか、と思っていたから。

この考えを他のことに適応してみると
いろんなことが見えてくる気がした。
たとえば、友達に相談したのにうまく答えてくれなくて
苛立ったときに、その友達があまり真剣にとらえてないんじゃないか
と思っていたけれど、ひょっとしたら
その子はうまくいえない自分に傷ついてたかもしれない。
人が考えてることは、外側からからは計り知れないのだ。

これを考えていて、これってHIV/AIDSとも通じる話だな、と思った。
ひょっとしたら、電車で隣に座っている誰かがHIV陽性者かもしれない。
冗談を言い合ってる友達がHIV陽性者かもしれない。
もしかしたら、大好きなひとがHIV陽性者かもしれない。
でも、表面からはわからない。
わからないから、わからない、っていうことを知っておく必要があるんだと思った。

さらに、これを発展させると
知らないうちに誰かを傷つけてることってあるわけで
それを考えたら、どうやって誰かと接することができるんだろう、という
ちょっと恐怖のようなものが生まれてくる。

たとえば、あたしがこうやって協力隊にいくことを
話すのを笑顔で聞いてるけれど、実はいろんな理由で
海外で暮らすことができないってあきらめた人がいるかもしれない。

たとえば、友達の大好きな恋人の話をなんでもないように
うんうんってコーヒーを飲みながら聞いてるけれど
実は別れた恋人のことが忘れられなくて
夜も眠れないのかもしれない。

たとえば、友達の仕事の愚痴を聞きながら
自分が失業中であることを言い出せずにいるのかもしれない。

いろんな可能性があるんだな、って思ったら
結構これってこわいよな、と思った。

本当の友達なら、ちゃんと自分の気持ちを打ち明けるべきじゃないの?
って大学生くらいまでのあたしなら思ってたんだけど
本当の友達とそうでない友達の境界線ってなんだろう。
(ああ、もう中学生日記のノリだあね。。。)

こうしたらいいんじゃないか、っていう
提案があればこのエントリーもうまくまとまるんだけど、残念ながら
あたしの思考はここ止まりです。
書き逃げってやつでしょうか。
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by enoringo | 2009-12-14 21:44 | 思うこと

青年海外協力隊21-3でケニアのナクルで生活しています。家のそばからナクル湖が見えて、シーズンになるとフラミンゴで湖の端がピンク色に染まるのが見えます。
by enoringo
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