風の住む街  I'm in Kenya。

開発分野の給与について

今、調べものをしていて、気になる発言があったので自分なりに
思ったことを書いてみたい。


JICAのジュニア専門員の給与体系についての政策提言だったんだけど
給料は派遣された国の物価にあわせるべきじゃないか、というのが
そのひとの意見だった。
たとえば、どっかの国の物価が日本の半分なら
給料も半分でいいだろう、ということ。

確かに、一理あるかもしれない。
ある程度は物価によってスライドさせるべきだというのは理解できる。
国連だって、給料の一部は派遣された国の物価によって変動がある。

だけど、完全に現地物価にあわせた給料(つまり現地採用と同じということ)
その人が日本に帰ったときに、その人の貯金は半分の価値になってしまう、ということになる。
それでは、いい人材は集まらないんじゃないだろうか。
開発分野のひとは、途上国のひとのため、世界平和のためにやってるんだから
お金じゃないわよね?というイメージを持たれることがあるけれど
それとこれは別だと思う。
職業なんだから、プロとして対価を支払われるのは当然のこと。
開発系の仕事は、対外国だけれど回りまわって
日本にも大きな影響を与えるわけだし、削りすぎるのは危険だと思う。
それよりも、年度末の道路工事について語るほうが
よっぽど有効だと思うんですが、どうなんでしょう。

公の人のビジネスクラス(飛行機)の使用についてについて取りざたされることがあるけれど
たとえば、忙しいスケジュールの都合上
目的地に着いた翌日からフルで動き回らなくちゃいけないひとなんかは
長いフライトでの疲れを残さないためにも、ビジネスに乗ることは
必要経費だったりするんじゃないかなあ。
ここらへん、Foxyの社長の本の影響を受けてるんですが
お金と時間のバランスって必要だと思う。
ので、一概に非難するのはどうかと思うのです。時は金なり、ですから。


無駄をなくす、という発言はもっともだと思う。
税金は国民全員(しいて言えば、支払った外国人も含めるべきでしょう)のものだから
発言する権利もあるとも思う。
けれど、それに対する反論をする権利もあるわけで
ちょっと書かせていただきました。
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by enoringo | 2010-04-18 03:02 | 思うこと

青年海外協力隊21-3でケニアのナクルで生活しています。家のそばからナクル湖が見えて、シーズンになるとフラミンゴで湖の端がピンク色に染まるのが見えます。
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