風の住む街  I'm in Kenya。

Man in the mirror

昨日は調べものやインタビューの準備をしながら
久しぶりにMichael JacksonのMan in the mirror を聴いていた。
去年のサンフランシスコのゲイパレードで聴いて
一時期、本当にこればっかり聴いてた気がする。
その直前にMJが亡くなったから、街中にMJの曲が溢れていた。
この曲を聴くと、去年の夏に出会ったゲイの友達を思い出す。

なんでLGBT(Lesbian, Gay, Bisexual,Transgender
      /レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)
の人たちは差別されなければいけないのか?
とただただ疑問に思う。だめだというひとたちの意見を聞いても
ちっとも納得できない。
だいたいの理由が「自然じゃない」だとか「自然の摂理に反している」
とかそういうものだけれど、それは自分の「自然」であって、他人に強制できるものじゃない。
日本人が鯨を食べるとか韓国人が犬を食べるとかそういうのだって
それはほかの国のひとからみれば野蛮かもしれないけれど
それは彼らの「自然」であってあたしたちのものじゃない。


パレードでは、LGBTだけでなくLGBTの親や彼らを両親に持つ子どもたちも友達も歩いていて
素直に「そうだよな、同姓婚って認められて当然だよな」、と思ったのを覚えている。
ちょうどその1ヶ月くらい前にカリフォルニアのProp.8(同姓婚禁止の法律)
が可決しまったばかりで
カリフォルニア=LGBTウエルカムというわけではないんだな、というのを感じた。
それからいくつかの州がゲイマリッジを受け入れるようになったので
総合的には増えてきているのだけれど。

友達が「ほんの数十年前まではアメリカでは黒人と白人の結婚は認められなかったんだ。
でも、今じゃ信じられない話でしょう?同じように
昔はゲイの結婚が認められなかったなんて信じられない、っていう日が来ることを僕は信じてる。」
って言うのを聞いて、胸が熱くなった。その日が来ることをあたしも信じたい。

 
DCのパレードのあと、MILKという映画をやえさんが見せてくれた。サンフランシスコの政治家Harvey Milkの話で、見終わったあとは涙が止まらなかった。
確か、これショーンペンがアカデミー賞を取ったんじゃなかったっけ。
本当にすばらしい映画ですので、まだの方はぜひぜひ。

宗教が関わってくるので、ややこしい。
宗教というのは、人が人生をよりよくするためにあるものだと思うけれど
人が人を裁くために使われているような気がしてならない。
さらに、ケニアで宗教が都合よく解釈されているような気がする場面をよく見かけるので
どんどん宗教に不信感が増していく。あ、宗教そのものというよりも、信者に対してだね。
宗教そのものはここにあるけれど、その解釈が問題を生み出すんだと思う。


同姓婚と中絶について、私はもちろん賛成派です。支持します。
人の一生を左右することに対して、なんで他人がYesとかNoとか言えるんだろう。
そのおこがましさにげんなりする。自分を何様だと思ってるんだろう。
だって、すきなひとと一緒になりたいっていうのはごく当たり前の感情で
当たり前の権利でしょう?それをを止める権利は他人にはないもの。


日本にいると、ごく限られたひと、というイメージが強いし
いないものだ、と思われていがちだけれど、そんなわけはない。
今隣にいる友達が、家族が、親戚が LGBTじゃないってどうして言い切れるの?
一度考えてみてほしいと思う。
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by enoringo | 2010-07-11 00:22 | 思うこと

青年海外協力隊21-3でケニアのナクルで生活しています。家のそばからナクル湖が見えて、シーズンになるとフラミンゴで湖の端がピンク色に染まるのが見えます。
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