風の住む街  I'm in Kenya。

2011年 03月 31日 ( 1 )




ストリートチルドレン

先日のご来場人数?がいつもの3倍ありました。
ガッツ先生のTシャツ効果に違いねえ。ありがたいことです。
Tシャツの購入や作成にご興味のある方、ぜひご連絡お待ちしております。


私はいつもマタツと呼ばれるワゴン車バス+徒歩で通勤をしています。
タウンにマタツが集う場所がマタツステージと呼ばれて
たくさんのひととマタツでごったがえしています。夕方はマタツ、人、バナナやパイナップル
などを売る出店、ボダボダ(自転車タクシー)、ピキピキ(バイクタクシー)、
トゥくトゥク(三輪バイクタクシー)で、混乱を極めます。
でも、警察が来るとあっ!という間に秩序を取り戻します。ケニアで警察の唯一役に立つ場所
と個人的には思ってます。

ナクルのマタツステージは、私の中でケニアNO.1にガラが悪い。
マタツのおっさんたちが、からかってきたり触ってくることもあり
キレキャラ全開であります。でも、一方で
マーケットには新鮮で安い野菜や果物がそろっており
かつ、古着が本当に安く手に入るので
休みの日にもついつい足を運ぶこともあります。

さて、このマタツステージには ストリートチルドレンが
集まっていたりします。手には黄色い何かが入ったボトルを持っていることが
多くて、最初ジュースか?と思っていたのですが
シンナーか何かで空腹をまぎらわすんだそう。
その他にも、野菜や果物を買った人に
ビニール袋を売って回る子もいたりして
それでどれくらい一日の収益になるのかな?でも、ごみになっちゃうし。。。
お金を渡さないようにしているのですが、いろいろ考えさせられます。

おとついは、本当に小さな子(7か8歳くらい?)で
ステージ入り口からマタツに乗ってからもまだずっとKsh.5(日本円で6円くらい)
ちょうだいといって聞きません。がりがりで、大きなパーカーを着ているその子を
見ていて、胸が痛くて思わずマタツに乗る直前に買ったマンゴーを渡しました。

すると、その子が何か言ったので『え?』と聞いたら
となりに座っていたお姉さんがしかっていました。よく聞くと
『ありがとうっていいなさい!』と言っています。
その子が『マンゴーか。』と言ったからだそう。
うん、でもマンゴーはKsh.30くらいするよ。。。
そのうち、その坊やはマタツドライバーにどけ!と追いやられてしまいました。
小さい子がそんな風に扱われているのを見ていると、やっぱり胸が痛みます。
ふと、見るとその子が一生懸命口をぱくぱくしているのに気がつきました。
『Asante!』(ありがとう):)
思わず笑顔になりました。同時にもっと胸が痛んだ。


ケニアでは、孤児の世話をしているひとにお金や学校制服を渡して
その孤児たちが生活しやすいように政府やNGOなどが活動しているのですが
(そのお金が酒やたばこになるという現状は置いといて。。。)
ストリートチルドレン向けのプログラムをあまり聞きません。
少なくとも、国が何かをしているのを見たことも聞いたこともないのです。
住む家がなくて、食べるものもなくて、頼るひともいない。
小学校の時、給食をいかにごまかして食べないようにするか、という
ことばかり考えていた自分とは雲泥の差どころではありません。


何より、ストリートチルドレンが誘拐されて
臓器売買の対象にされたら。。。という危険性をリアルに感じました。
アジアではすでに起こっているのですが、それがケニアでもすでに起こっているとしたら。
まだ起こってないとしても、起こる可能性は考えられます。
彼らを見ている限り、簡単に誘拐できるるのは明らかです。しかも、明日
彼らの姿が見えなくても、誰も気にしない。鳥肌が立つ気持ちでした。


ストリートチルドレン同士で話したり、じゃれあったりしているのを見ると
本当に子ども。そらそうだよね。
お金をねだっていたとしても、話をしているといろいろ質問してきたりして仲良くなって
普通にまたね!って手を振り合ったりする。


マザーテレサの言葉が頭の中でよみがえる。


この世の一番の不幸は誰からも必要とされないことです。




『目の前で転んだ人に手を差し伸べずにはいられない』、というのは人間として
当たり前の感情なのだと信じることは、何がどうしたってやっぱり譲れない。
それでも、それが通じないことがあって
通じないひとたちを非難せずにはいられない自分がいて
それでもそんな感情の行き場はなくて、自分に嫌気がさしてくる。
もっと自分が信じるものを信じ続けられる強さが欲しい。


何かできないかな。ぐるぐるぐるぐる考える。



写真は、ワールドエイズデーに来てくれたちびっ子たち。
最初は遠巻きで見ていたけれど、話しかけたらたくさん集まってきました。



c0204073_1955676.jpg

[PR]



by enoringo | 2011-03-31 19:07 | 日々

青年海外協力隊21-3でケニアのナクルで生活しています。家のそばからナクル湖が見えて、シーズンになるとフラミンゴで湖の端がピンク色に染まるのが見えます。
by enoringo
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

最新の記事

帰国日の朝
at 2012-04-03 14:20
今日のケニアご飯 その①
at 2012-02-10 21:54
いつものお昼ごはん
at 2012-02-09 22:48
キューバから考えたこと
at 2012-02-08 19:47
at 2012-02-07 19:10

いつか行きたいなあ、世界遺産。

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧