風の住む街  I'm in Kenya。

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恥ずかしい

昨日はGilgilという活動場所のひとつである町にミーティングに参加するため
行ってきました。ここでの出来事はとても印象深いので
後日書きます。

それよりも今日のできごとがなかなかパンチが効いていたので、そちらを先に。

今日、ディレクターがミニミーティングで活動エリアを広げる計画を具体的に
進めようとしている話をした。6月にUSAIDからのファンドが終わるので
それの緊急措置的な話なんだけど、ぜんぜん説得力がなく
質問はといわれて、たくさんの質問と意見を言わせてもらった。
そもそも、今うちの団体が抱えている問題がたくさん浮かび上がってきて
それを解決しないで、どうして活動を広げられるんだろう?
そして、そのエリアもナイバシャから離れたエリアで
縁もなにもないところ。そこで無理に始めるほどの理由が見当たらない。
こじつけもいいところなのだ。
さすがに、そこまでストレートにはいわなかったけれど。
結局、話はまとまらずに後日話し合おうということでお開きに。

そしたら、会議後に スタッフの中であたしが一番苦手な子が
『あんた、よくぞ言ってくれたよ。私たちの気持ちを代弁してくれた!
God bless You!』と握手を求めてきて、ちょっとびっくり。
しまいに、お昼をおごるとまで言ってくれて これまでのあたしに対する
態度が豹変してしまった。実は、これまで彼女のことで何度も怒りに震えたことが
あったので、うれしかった。

あとで会計の子と話す機会があり
かなり二人ともエキサイトしてしまいました。
結構すごい長い間議論していたと思う。
その後、Wanbuiから補足説明を聞いて
やっと今うちの団体の現状が分かりました。
ディレクターとスタッフの間には埋めがたき大きな溝ができていて
修復はほぼ不可能なこと。彼らの説明のおかげで
この2ヶ月間いろいろ疑問だったことがすべてパチンと納得のいくものになったのです。

で、どうなったか?
自分が恥ずかしくなってしまった。知らなかったとはいえ、
今までの自分の発言が、すでにファイナルステージ(あきらめ)に入ってしまっていた
彼らには単なるきれいごとにしかすぎなかったのです。
最近、彼らの現場での活動を見る機会が増えて
その動きっぷりに感動していただけに、彼らの問題意識の低さに疑問が
ますます深まっていたんだけれど
なんてことはない。問題を解決しようとずっとがんばっていたけれど
もうこれ以上は無理、というところまできてたんだ。
ケニア人がうんたら、とかぬかしていた自分が恥ずかしいし
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
とんだ大ばかやろうだ、あたし。午後はずっと
どうしようもない気持ちでいっぱいでした。
昨日から、いろんなことで胸が本当に痛いです。


彼らは、もううちの団体が継続不可能だと思っているようです。
これからどうなるんだろう。。。。



*今日の五右衛門さん*
自分のしっぽにじゃれている。楽しそうだ。
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by enoringo | 2010-04-29 02:33 | 日々

週末の出来事

先週末はとても盛りだくさんでした。
ので、ダイジェストで。

金曜

仕事上がりに、あまり寝ていないWanjiruさんが
ビールを2杯飲んだら寝られると思うわ!というので
飲みにいく。
そして、そこから長い夜が始まったのでした。

町の中心から少し歩くと、いいお店がいろいろありました。
散策しなくちゃ。
静かに飲める場所で、ビールとかチリコンカンに似たスープを飲んで
友達が来たり、帰ったりして
踊りに行く前に、すごいおいしい鶏肉をビールとともにいただいたりして。
(砂肝もレバーも甘くてすっごくおいしかった。また行こう。)
それから踊りにいきました。
友達がいて、ジンを飲みながらみんなでわいわい踊っていたら
お酒が回ってしまい、2時半くらいに車で送ってもらうことに。
みんなその後4時過ぎまでいたらしく、相当にハイだったらしいです。
タフだなあ。


土曜

結局よく眠れず、家の大工さんの南京錠で門をたたく音に起こされました。
二日酔いのひどい醜態をさらしてしまった。。。
その後、寝ようとしても子どもの金切り声と
大工の音に妨げられ、寝るのを断念。
洗濯を始めたら水がとまってしまった。なんなんだ。

それから、猫のために毛布を買いに行き
かわいいカーテンもあったのでそれも買って
残った70Ksh(100円くらい)で野菜を購入して帰宅。
お昼を食べてから力尽きて、昼寝したら夕方。
その日は前から誘われていたBushPartyなるものにいくことになっていたので
なんだか気乗りしないものの、準備。(=あらかじめご飯を食べておく。酔わないように)
BushPartyは以前、お昼に連れて行ってもらったナイバシャ湖の近くの場所で
行われました。

ちゃんとPCとかマイクとかスピーカーを持ち込んでいて
焚き火とかニャマチョマといわれる焼肉とウガリ、ビールとかジンとかのお酒と
ダンスで楽しい時間をすごしました。
途中で、シマウマをまだ見ていないという話になり
友達が車でナイトサファリをしてくれました。
夜のシマウマの目って光るのね?
遠くで光る彼らの目は神秘的でした。でも、逃げちゃったのか
本体を近くでは見られなかったけれど。

そのあと、また踊りに行くことに。ケニア人の体力って本当に半端ない。
ところが、駐車場所で隣のホテルのガードマンともめてしまいした。
これが後でえらいことになるのです。
途中で車に戻ったら、またガードマンともめてしまい
それを放置してまた踊りにお店に戻って
そろそろ帰るか、ということで車に乗ったら
何かおかしい。
車のタイヤにロックでもかけられたのか?と思って
見てみたら、4つのタイヤが全部パンク(!)させられていました。
どんだけ?あっけにとられてしまいました。
前にもあったそう。すごい嫌がらせ!
幸い、友達の一人がセキュリティー会社(しかもうちの門番もそこ)
で働いているので、いろいろ手配してくれて
セキュリティー会社のトラックで家に送ってもらいました。
それが朝の5時。
モスクのお祈りの声が聞こえきたので、それを聞きつつ就寝。


日曜

朝、Iさんが猫ちゃんを届けてくれるということで
8時半くらいに起床。
そして、やってきました。猫ちゃん。
スーパーかわいいでやんの。もう速攻でデレデレに。
たくさんのキャットフードなどもいただき、至れりつくせりです。

その後、近くのPanorama Hotelという有名なホテルへ。
(なぜか地元のひとはパナロマ、と発音してます。なぜ?)
ナイバシャ湖を見下ろすことができるステキなホテルで
お茶をいただきました。
なんとか、っていう小さなももんがみたいな動物がたくさんいて
その赤ちゃんもかわいい。
あー、ここ時々来よう。すごいいいぞ。

その後、Simba Hotelという湖周辺の高級リゾートにつれていっていただき
おいしいお昼をご馳走していただきました。
Iさん、重ね重ねありがとうございます。
その後、ホテルの敷地を散策。
ナイバシャのリゾートホテルは、動物を飼っていることが多く
ここには、ウォーターバックとキリンがいました。
とても眺めもよくて、ここ、同じケニア?って感じ。
それでも、よくイメージされるケニアって感じがして
初めて、ケニアに来たなあと思いました。
Iさんのお子さんが、大人びた口調でいろいろ説明してくれるのが
かわいくて、Iさんとのやり取りに大笑い。
子どもっておもしろい。うちの近所の子どもは絶叫系だけど。。。
いろいろ普段聞けないお話ができて、楽しかったです。


猫ちゃんは、五右衛門と名づけたのですが
Iさんの子どもさんにチューちゃん、という名前ももらったので
ダブルネームにすることにします。

初めての猫との共同生活ですので、いろいろご指導、ご鞭撻のほど
よろしくお願いいたします。


*今日の五右衛門さん*

圧力鍋の音にびっくりしすぎて、キッチンからすごい勢いで
飛び出して、壁にぶつかっていました。
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by enoringo | 2010-04-26 22:03 | 日々

我が家にこねこがやってきた!

タイトルのとおり、今日我が家に子猫ちゃんがやってきました。
よっぴーからの情報で、救出された子猫ちゃんのひきとり手を
探しているということを知ったのは、確か水曜か木曜の夜。
で、次の日に調整員のIさんに連絡をとったところ
日曜(今日)つれてきてくださることになったのです。
たくさんのキャットフードや猫砂だけでなく、おいしそうな
お土産までいただいてしまいました。
さらに、ナイバシャに住んでいるのに
名所に行ったことがなかったあたしを連れて
超ステキな場所へ連れていってくださいました。
この話は後日。

子猫ちゃん、今はあたしの膝の上でごろりと横になって
ノートパソコンと私のお腹にはさまれつつも
ぐでーんと寝ております。かわいすぎる。。。

しかも、来てすぐにどこかへ隠れてしまい
逃げた?とすごいあせったのだけれど
なんてことはなく、服を入れているサイザルのかごの
中に埋もれていまいした。う。。。かわいすぎる。。。

実はずっとねこと暮らしてみたかったのですが
今までチャンスがなかったのです。
で、今なら、という感じだったので
いろんなひとに聞いていたのです。
まさに、渡りに船。


なんとなく、生活の流れが変わりそうな予感です。
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by enoringo | 2010-04-25 23:56 | 日々

He's just not that into you! (そんな彼なら捨てちゃえば?)

ナイロビに行ったときに、映画Valentine's Dayを買ってきました。
監督はPretty Womanと同じなんだそう。
映画LoveActuallyがすごくすきで
ジャケットからそんな感じを期待してわくわくして見たんだけど
なんだかすっごいつまらなくて(笑)途中で一回見るのをやめたほど。
おすすめしません!いろんな話が交差する(オムニバス系っていうの?)映画って
あー、そうくるか!っていう登場人物の関係がおもしろいので
ついつい手にとるのだけれど 
これは失敗。(すきなひとがいたら、すんません!)

こういう映画ではダントツでLove Actually がすきだけど
He's just not that into you!(そんな彼なら捨てちゃえば)もわりとすきです。
っていうか、このタイトルが世界中の女子のなぞを解いてくれたと思うので
ある意味、感謝すべき映画です。
見たことがないひとにはネタばれになるのであまり書かないけど
「なんで彼から電話が来ないの?」「なんで彼からデートに誘われないの?」
っていう不満、疑問の答えはすべてここに行き着くんですね。


He’s just not that into you! (彼はただあなたに興味がないだけ!)


確かにそうだよねー。
興味があったら、どんだけ忙しくても電話するしデートにも誘うもんね。
映画の中の女の子同士の会話とか行動がすごいリアルで思わず笑ってしまいます。
たしか、同じような内容がSex and The Cityでもやってて
ミランダがものすごく納得してたのを思いだす。
しかも、近くにいた女子2人の会話を聞いて
『彼はただあなたにそれほど興味がないからなのよ!』
と勝手にアドバイスして、キレられてたし(笑)


何事にも賞味期限というものがあるから、それが切れたな、と思ったら
頭切り替えて行かないと。
人生は誰も進めてくれないから、自分で進めるしかない。
昔は『究極の迷い魔』と家族から呼ばれるくらい
何事にも迷う子だったし、決められない子だったけれど
今はだいたいのことはさくさくっと決めちゃいたい。
社交辞令の『また』とか『いつか』ほどあてにならないものはないもの。
本気だったら、速攻でその場で日程決めてるって(笑)
だから、いつまでたっても鳴らない電話も来ないメールも
日にちが定かでない『いつか』も待ちません。
悩む時間がもったいないもの。
まどろっこしいのも腹の探り合いもパス。
これは、何事にも言えること。恋愛でも友達でも勉強でも仕事でも。


だって、人生短いんだもの。


さすがに、女友達から悩める相談を受けても
ここまでズバっとは言えないので(笑)
この映画を見るようぜひお勧めしたいです。
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by enoringo | 2010-04-21 22:26 | 日々

Uko wapi? (Where are you?)

I still keep working on a proposal for religious organizations in Europe.
Through this proposal, we expect to get funding for our vocational training program.
We already implemented the course twice so far, so I’m revising a proposal we used in the past. The one I was given by a director (actually, it’s not final one. She lost a soft copy of the final one and I have to use a draft version…) and the final one (hard copy) suck. To be honest, both of them are totally messed up. It’s not only because of English. I wonder how they can get funding through them. So much info is missing. So much info is mixed up and so many parts do not make sense. I think that we need to work on capacity building of our organization as well as our main stream.


So I’m revising it. It’s tiring, but it’s great learning for me because I can read proposal from the third party and be objective. So it’s fine. But the thing is that other members in our org. don’t really care about their financial situation. They must know that USAID will end up in a month and after that, there is no certain financial resource. That means they may not get paid after June. Is that because of Kenyan character?


I feel like I am the only one who is serious about their salary and feel stupid. Do I really need to do this? I keep asking to myself. My answer is yes and no. Yes is for women and adolescent girls at risk of trafficking or commercial sex work. And no is for …what?
This thought is related with development field. If people don’t want, why do we need to give them? Is that for human rights? Is that for our satisfaction? Is there any necessity to tell them that your life suck and you need to get better life like developed countries have? Actually, I read an article about negative effect of technology. In Thailand, people in rural area work on agriculture and live on their own. But they watched TV and know city life through TV programs and commercial. So farmers want to get cash for products and they sell their children. Because of technology from developed countries, people are commercialized. See? It’s a bit different from what I’m talking, but my point is that “intervention could be change and collapse life style”.


And the hardest thing for me is that I cannot share this feeling with anyone here. Thanks, technology! (Yeah, I don’t accuse technology itself. Rather, I love and respect it! ) I have internet and I can talk with friends through e-mail. But still I feel isolated even though my Kenyan friends invite me for drinking, party, dinner etc. It doesn’t matter if you’re with someone or alone when you feel isolated. It’s all about psychological distance. I even feel that way for Japanese even though I’m Japanese.
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by enoringo | 2010-04-21 19:47 | 日々

で、その翌日

朝、例の彼女からメールがきたので
真向かいの家に行ったら、『ママさん(雇い主)がお給料を払ってくれるって話になったから、
残ることにした』とのこと。
いろいろな考えが浮かびつつも、
そうかー、ということで一人オフィスに行って、スタッフに結末を話した。
彼女たち的には『絶対嘘をついてるんだよ!あんたが外国人だから
お金もらおうとしてたけど、話が大きくなったからやめたのよ!』ということらしい。
あたしもそう思います。
だけど、まあそれならそれであたしの気持ちはとりあえず置いといて
あー、よかった、と思う。
だって、人身売買の被害者っていうことは大きいもの。
それに、人身売買関連で何がケニアの草の根レベルで欠けているかが
見えてきたから。これは大きい収穫だと思う。
あたしの気持ちは、なめんな!につきますけど。
昨日、ぐるぐる考えていた自分がちょっと滑稽。
だけど、草の根レベルのキャパシティビルディングが本当に大切だな、と
思いました。

今日は、前からいわれていた書類の修正をしていました。
教会関係の団体に援助を求めるためのものです。
一斉に送るんだってさ。
以前、助成金をもらったものに加筆してほしいとのことだったのです。
それが、ハードコピー(つまり紙)しかなくて
ソフトコピーは失くしちゃったからよろしく(ディレクター)とのこと。
彼女のパソコンを見たら、下書き段階らしきものがあったので
(つまりぜんぜん探してなかった)
それを移して、作業していました。
探すっていってたのに、と軽く言ったら気まずそうだったけど。
ここでもやっぱり謝らない。
ごめんなさいって学校で教えてないのかなあ。
って、彼女学校の校長だったんだけどな。
こういうやり取りがスタッフのやる気、信頼を削いでいることを
分かっているんだろうか。
スタッフと話していると、彼女への不信感がちょこちょこ見え隠れします。


作業していると、仕事がないのか
会計担当の子がちょっかいを出しにやってきます。
が、彼のちょっかいは結構うっとうしい。
っていうか、触ってくるので普通にセクハラです。
ベッキーばりに、"Don't touch me!" を何度言ったことやら。
アメリカでも言ったことないのに。。。
エルボーをかましても、邪魔をしてくるので『うるさい』といったら、隣にいたスタッフが
『そうよね、パソコンをやってたらいらいらするわよね』とフォローしてくれました。
ごめん。。。。でも、この書類結構大切だと思うのよね。あなたたちの給料が
かかってるんだよ?
うちの団体は本当に存続の危機なのです。6月にUSAIDのプロジェクトが
終わるので、それ以降は収入ゼロ。
先週、今さらながら『6月に終わっちゃうけど、どうしよう?』という
話が会議に出て、それはもっと早くに話す話題だったのだろうに、と
ちょっとびっくりしました。こういう計画性のなさは
ケニアで働く方からよく聞く話。
それなのに、学校を建てるための会議やらなんやらが
外部のひとたちと頻繁に行われていて、なんだか腑に落ちない。
学校の前に、NGOがやっていけなくなったらどうするんだろ?
活動費以外の助成金を探している場合ではないのではないか?
大きな目標は大切だけれど、本当に大切なことはなにか、を
彼女が見落としている気がしてなりません。


そんなこんなで一日が終わりました。
おとといから、水道の水が止まってしまったので
水を抱えて帰宅したけれど、幸い水が再開?してました。
はー、超ありがたい。
お水の大切さを人生で一番感じた2日間だったので
それはそれでよかったのかもねー。
シャワーのお湯が足りず、なんだかせっけんっぽいまま終了、とか
そんな心配がないっていうのはありがたいです。
なんだかうきうきと蛇口をひねる自分がいます。

夕方、屋上にあがって
大工さんたちの作業を見ていました。
本当に夕暮れがすてき。
だんだん日が暮れていくと、湖の向こうの家の光とかがチカッチカッとしたり
湖のまわりが朝靄のような霞がかった状態になったり
雲の隙間から月が見えたり。
飽きることがありません。
唯一、蚊がたくさんいるので
かゆみに耐えながら、という難がありますが。

山田かまちの詩を思い出します。いつも彼の詩集だけは
どこに行くときも持ってきているのに、ケニアには持ってこなかったのよね。
おばかー!
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by enoringo | 2010-04-21 03:09 | 日々

おひまをいただきます!

ってなことに、なっている。
のは、あたしじゃなくて、うちの向かいのお手伝いさん。
詳細ははっきりしてから書く(と思う)けれど
実は、人身売買(Human Trafficking)の疑いがあります。

人身売買っていうと、臓器目的だとか性搾取の目的だとかの
イメージが強い気がするし、どこか遠い国(まあケニアは遠いけど)の
話のように思えますが、世界中で起こっている問題なのです。
よく、こんな話をすると うちのへんではないよー、みたいな反応を
するひともいますが、人身売買が起こっていない国はないです。
言い切ります。ないです。

細かい説明はまたするとして、
とりあえず、彼女が仕事(住み込みのお手伝いさん)を辞めて
実家に帰る前に、一度うちの団体のオフィスで話を聞こうということになりました。
以前、ディレクターたちに彼女の話をしたんだけど
あっさりスルーされてしまったのよね。
『これって人身売買の可能性があるよな。。。』と思いつつも
彼女たちの関心を向けられなかった自分にも非があります。
今まで人身売買について勉強してきたくせに。情けない。
でも、こうやって誰にも見つからないケースが大半なわけで胸が痛みます。

正直、うちの団体の対応が彼女のケースに対して適切かどうかを見届けて
適切でなければIOM(国際移民機関)もしくはUNODC(国連薬物犯罪事務所)(人身売買に関する部署があるのです)とかに指示を仰ぎごうと思っています。
人身売買には仲介者というものが存在していて
組織的に動いていることが多いので、ただ彼女を故郷に帰す、というだけでは
第2、第3の被害者を見逃すことになります。
また、すでに売られてしまっているひとたちを救出する手がかりにもなりうるのです。
って書いてると、なんだかえらいところに足をつっこんだ感があるな。。。
正直、ケニアでの人身売買への対応やNGOの動きはまだあまりつかめていないので
国連に連絡する以外の手立てがない、という感じ。
あたし一人がどうにかできる話じゃないから。
こうやって、草の根レベルにいると
NGOやINGO,国連、政府レベルとの連携、連絡体制がいかに大切かがよくわかります。


すべては明日だな。。。
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by enoringo | 2010-04-20 04:31 | 日々

Up!

昨日は、昼寝をしてしまったせいか うまく寝付けず
しかも朝もいつもの時間に目が覚めちゃった。
ので、前からやろうやろうと思っていた
手打ちうどんの生地を仕込んで、屋上へいってみた。

今日は日曜だからそのうちに目の前の教会から
怒鳴り声(怒ってないから怒鳴りじゃないか?)が聞こえてくるんだろう。
だけど、まだ朝早いから平気。
曇り空の隙間から、朝日に染まった雲が見えて
ナイバシャ湖が静かにあって、見とれてしまう。

3年以上前から読んでいるひとのブログが途絶えていると思っていたら
引越ししていたことを思い出して、アドレスを探して読んでみた。
彼女はまたボストン舞い戻っていた。
どんどん新しいことを吸収している様子で、ちょっと焦った。
自分は何をしてるんだろう?日々の作業に埋もれて
目的を見失いがちになってる気がした。

今やってることは何のため?
今いるNGOの安定した活動費を確保すること。

その安定した活動費で何ができる?
女性がCSW(コマーシャルセックスワーカー)になるのを防ぐ活動ができる。

そのお金は効果的に使われてる?
。。。。

CSWになるのを防いでると言える根拠は?
。。。。


OJT(On The Job Training,実際に仕事をしながら、訓練する訓練手法の一つ)は
日本の企業ではよく使われている(海外はどうなんだろう?)。
あたしも新入社員のときは、入社して結構すぐにOJTが始まって
先輩の仕事を見よう見まねして仕事を覚えていった。
でも、いつもかすかな不安があった。
これって、本当に効果的なのかな?ということ。
絶対的な保証というか、何か根拠となるものがなかったから。
今までそれでうまくいってた、というのは根拠にならないし。
業績が悪くなっていっていた時期だったから
それが社会的要因(少子化)のせいなのか、時代にあっていない取り組みなのか
とかそういうのは、経験では図れないものだから。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、とはよく言ったものだけれども
何か絶対的な(っていうのはちょっと乱暴だけれど)物差しがほしかった。

だから、開発の分野をやりたいと思っていて
やっぱりやろうと踏み切りかけたときに、まず思ったのは
その物差しを手に入れたいということ。
なんとなく経験で、とか今までこうやってやってきたからとか
そんな脆い土台じゃなくて、確固とした論拠を持ち出せる人間になりたかった。
で、それがあたしにとっては大学院がそのための手段だった。
卒業を前にしても、これで大丈夫という気持ちにはなれなかったし
ここからがスタートだと思ったけれど
それでも、物差しが実際に存在すること、その探し方とかが分かっただけでも
よかったと思った。

で、今。
その物差しについて、考える回数が格段に減ってしまった。
私はあくまでも部外者で、押し付けることはできない、と思うから、
っていうのもあるけれど、今知りうる物差しが少ないから
という答えに今行き着いた。
教科書だけでは分かりえないことがこの世の中にはたくさんあることは
分かっているけれど、やっぱり自分の発言を支える根拠は必要だと思う。
彼女のブログを読みながら、そんなことを考えていたら
いても立ってもいられなくなった。

学校に戻りたいけれど、戻れるわけもないし
オンラインのクラスをとるというのも、ネット環境が厳しいここでは
現実的でないし。なんだか焦ってしまうんだけれど、ここにいてできることからやっていこう。
もしくはナイロビで何か授業を取ろうかな。
ナイロビに着いた当初考えていたんだけれど、そのままになってた。
もしも、どなたかお勧めのクラスとか勉強グループとかがあったら教えてください。
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by enoringo | 2010-04-18 14:19 | 思うこと

開発分野の給与について

今、調べものをしていて、気になる発言があったので自分なりに
思ったことを書いてみたい。


JICAのジュニア専門員の給与体系についての政策提言だったんだけど
給料は派遣された国の物価にあわせるべきじゃないか、というのが
そのひとの意見だった。
たとえば、どっかの国の物価が日本の半分なら
給料も半分でいいだろう、ということ。

確かに、一理あるかもしれない。
ある程度は物価によってスライドさせるべきだというのは理解できる。
国連だって、給料の一部は派遣された国の物価によって変動がある。

だけど、完全に現地物価にあわせた給料(つまり現地採用と同じということ)
その人が日本に帰ったときに、その人の貯金は半分の価値になってしまう、ということになる。
それでは、いい人材は集まらないんじゃないだろうか。
開発分野のひとは、途上国のひとのため、世界平和のためにやってるんだから
お金じゃないわよね?というイメージを持たれることがあるけれど
それとこれは別だと思う。
職業なんだから、プロとして対価を支払われるのは当然のこと。
開発系の仕事は、対外国だけれど回りまわって
日本にも大きな影響を与えるわけだし、削りすぎるのは危険だと思う。
それよりも、年度末の道路工事について語るほうが
よっぽど有効だと思うんですが、どうなんでしょう。

公の人のビジネスクラス(飛行機)の使用についてについて取りざたされることがあるけれど
たとえば、忙しいスケジュールの都合上
目的地に着いた翌日からフルで動き回らなくちゃいけないひとなんかは
長いフライトでの疲れを残さないためにも、ビジネスに乗ることは
必要経費だったりするんじゃないかなあ。
ここらへん、Foxyの社長の本の影響を受けてるんですが
お金と時間のバランスって必要だと思う。
ので、一概に非難するのはどうかと思うのです。時は金なり、ですから。


無駄をなくす、という発言はもっともだと思う。
税金は国民全員(しいて言えば、支払った外国人も含めるべきでしょう)のものだから
発言する権利もあるとも思う。
けれど、それに対する反論をする権利もあるわけで
ちょっと書かせていただきました。
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by enoringo | 2010-04-18 03:02 | 思うこと

結婚式にいく

昨日突然ボスが結婚式に誘ってくれたので、急遽行ってきました。

朝8:20集合。はやっ!
花嫁さんを迎えにいくところから見せたかったとのこと。
こちらの結婚式にはテーマカラーがあるらしく
今回はオレンジと茶色。
ブライドメイト(花嫁さんのお友達)たちもそのカラーに合わせたドレスだし
花束や風船も統一感あり。いいね、そういうの。

花婿の家族が1時間くらい遅れてやってきて、花嫁さんを迎えにいく儀式が始まりました。
花婿の家族が歌って踊って、花嫁を渡してくれー、みたいな要求をして(私解釈)
花嫁の家族も歌って踊って、渡せないわー、とそれに応えます。(私解釈)
自分の部族の歌を歌うみんながすごくかっこよく見えました。
なんどもやりとりをして、ついに花嫁さん登場。すそが汚れないように
カンガという布を下に敷いて、その上を歩きます。

で、みんなそれぞれ車に乗り込んでクラクションを鳴らしまくって、教会へ。
ボスが自分の子どもと、普段からかわいがっている子を連れてきていたので
相手をしていました。
デジカメで写真を撮っていたら、見せて、というので
渡したら、大喜びでバッテリーがなくなるまであれこれ
撮っていました。目だけ、とか。


式が終わるころに、すごい大雨がやってきて
雨が収まるのを待ちます。
その間に、おしゃまな女の子(8歳)から話しかけられて、しばしおしゃべり。
すごくきれいな発音で、8歳とは思えない英語を話す子でちょっとびっくり。
どなたがあなたをこちらに連れてきてくれたのかしら?とか
子どもはいるの?とか
ご家族はこちら(ケニア)にいらっしゃるのかしら?とか。
あたしもここは負けられん!とばかりに、
『もう十分大人だから、一人で暮らしてるのよ。』と微笑みで余裕発言をしてみた。
8歳相手に。。。


雨が小降りになって、ホテルで食事会。
だったんだけど、くたびれてしまい、家に帰ることにしました。
ご飯を食べてお昼寝をしばし。
気がついたら、夕方でした。
なんだかそのまま一日が終わるのはいやだから
牛乳を買いに行きました。
そんな土曜でした。

----------------------------------------------------------
余談だけど、うちのガードマンがあまりまじめなひとではなかったので
JICAの担当調整員の方に話したところ、翌日には違うひとが来てちょっとびっくり。
でも、新しいひともまた3日連続で遅刻してくるし
今日は酒くさいし。さすがにまた交代っていうのもやだし
注意してみたところ、雨が降っていたから、とか言い訳を始めました。
酒と遅刻は関係ないよ、とか。そういう問題じゃない気がするよ。。。
雨なんて、昼から降ってんだから早めに出ればいいだけの話なんだけど
僕の家は貧しくて、とかメカニックの資格を持ってるからサポートしてくれとか
いろいろ同情を引こうとしてくるので、最後のほうには笑ってしまった。
ケニアのひとって、あまり謝らない気がします。
でも、そうは問屋がおろさないので
言い訳はいいけど、謝りはないわけ?と言って謝らせる。
やれやれ。

余談その2。暑くなってきたせいか、蚊がすっごい増えて手をたたく回数激増。
そのため、ついに蚊帳を設置です。ちょっといい感じ。
蚊には刺されないけど、蚊が大きいのか、部屋がコンクリで響くせいか
ブイーんという音が離れていても聞こえてきます。
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by enoringo | 2010-04-18 02:19 | 日々

青年海外協力隊21-3でケニアのナクルで生活しています。家のそばからナクル湖が見えて、シーズンになるとフラミンゴで湖の端がピンク色に染まるのが見えます。
by enoringo
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